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リニア中央新幹線学習会 於:橋本公民館

Pa031497small_2 東京大阪間を結ぶリニア中央新幹線。国の財政問題もあり、しばらく動きがなかったが、JR東海が、自費で東京名古屋間を2025年までに建設したいと発表したことから、一気にいろんな動きが。相模原市もかつて駅誘致の検討をしており、橋本駅が優位とされていた。ところが、相模原総合補給廠の一部返還が決まり、相模原駅周辺自治体が駅誘致の要望書を提出。橋本にも期成同盟が結成され、綱引きが始まった。しかしながら、JR東海は中間駅について、地元負担と明言しており、神奈川知事は国とJR東海の負担を要望。相模原市も国と県、JR東海の負担を当てにしている。財源の問題だけでなく、リニアの技術面、安全性、大深度地下工法、自然環境への影響など、専門家による指摘も耳にする。

橋本公民館の「リニア中央新幹線について考える」連続公開講座に参加。第1回は、川村晃生氏(慶応大学文学部教授、全国自然保護連合代表)の「スピードの原罪~リニアはゆめの乗り物か?」。日本と世界の文学作品を例に、文明の発達は必ずしも人間の幸せをもたらすものではなく、利便性やスピード化が心のゆとりや時間を奪い、人間性の破壊や心の病につながること、リニア建設に伴う環境破壊などについて講演された。(9月5日)

第2回は、橋山禮治郎氏(明星大学経済学部教授)の「問題あり!リニア中央新幹線!!」。これまでに携わった大型プロジェクトの検証から、プロジェクト成功には「目的と手段が適正であること」が絶対必要条件。必ず事前評価を行い、経済性、技術的信頼性、環境適応性の3つの条件を確保することが不可欠だと話された。その点で、リニア中央新幹線建設は、クリアすべき数多くの問題があり、事業主体であるJR東海には、情報公開と十分な説明を求めたいということだった。

これまでの大型事業は、大手ゼネコン、政治家、一部官僚により決定され、私たち国民はいつの間にか553兆円の借金を背負わされていた。大型プロジェクトほど始まってしまえば、とまらない。だからこそ、事前調査、検証が重要。それらの情報が公開され、国民が事業の必要性について納得できたら、国は事業を認可がおろすべきだ。一方的な試算の鵜呑みが、どんな結果をもたらすか、私たちは十分知っている。(09/10/3)

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