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地震直後の橋本

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写真は、3月11日、午後3時20分頃の橋本駅前交差点。地震による停電で、信号が作動せず、パトカーが交差点の中心に止まり、車の移動を停止させている。ビルや周辺の建物からも、続々と人々が飛び出し、こんなにも人がいたのか、と思わせるほど。

この日の3時15分から、緑区選挙管理委員会で、市議選の事前審査を受けることになっていた。あと少しで、緑区役所というときに、踏み切りで停車し、電車が通過するのを待っているとき、車全体が大きく揺れ始めた。 「地震?」と思って、顔を上げると、踏み切りの向こうの2,3本の電柱が、まるで太い竹であるかのように、ゆさゆさと揺れていた。  何分揺れていたのだろうか、長い、長い大きな横揺れが続く。自転車に乗っていた男性が、「地震だ!大きいぞ!大変だ!」と叫ぶのが聞こえた。

踏み切りは開く様子はなく、電車はホームに停車したまま。踏み切りを迂回して、緑区役所に向かったが、車の列ができていた。歩いて区役所に向かう。信号はついておらず、警察官がパトカーを交差点の真ん中に止めて、車の動きを止めていた。

お客さんも、店員さんも、シェフも、職員も、真っ暗になったビルから退避して、みな不安げな顔で、余震がおさまるのを待っていた。ビルの屋上にある避雷針だろうか、ゆらゆらと大きく揺れているのが見える。

職員に声をかけた。総務課の職員は中に待機しているが、そのほかは退避したという。今後の集合場所など、その時点では、何も指示は出ていないと言う。貸しビル内の仮区役所。どこまで危機管理への対応ができていたのか。神戸の震災のときも、区役所が機能しなかったことが指摘されている。緑区役所の移転はまだ2年先。今後の課題である。

事前審査は不可能と判断し、岐路に着く。防災ずきんを被って、集団下校する児童に会う。先生や迎えに来た保護者が付き添っていた。何が起きたのか、子どもたちは無事か、不安な心で家に向かった。(2011/3/12)

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