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リニア工事説明会 (11・24)

藤野芸術の家で開催された、JR東海によるリニア説明会。
数々の質問が出される中で、年配の男性の質問が印象に残りました。

「JR東海の事業と言うが、私は日本の政府が考えたものだと思っています。日本で1000兆円の借金があると聞いているが、あるところにはあるんだなあ、というのが正直な感想です。莫大な費用をかけてやらなければならないものなんですか?」
「戦後70年生きてきた中で、公共の利益のためには個人の犠牲はやむを得ないというできごとがあった。JR東海もそういうことをなさるんですか?」

JR東海によるリニア中央新幹線は、民間事業でありながら全国鉄道新幹線整備法、いわゆる全幹法が適用されています。担当者は、「国鉄が分割民営化された時、中央新幹線を使命として引き継いだ」「土地収用法の対象事業になるが、そうならないようご理解いただけるように努める」と答えていましたが、「リニア」という技術でということではなかったはず。全幹法の大きな目的は、地域振興にあります。

民間事業でありながら国家的プロジェクト。
国家的プロジェクトではあるが、国の事業ではない・・・。

航空機や自動車、船舶など交通体系全体をどうしていくのか、
地域振興と都市の強化をどう両立させていくのか、
財政が危機的な状況の中、どこにどれだけ投資していくのか、
最終的には、国民の利益を考えて政府が判断すべきではないでしょうか。

責任の所在が曖昧なまま、
このビッグプロジェクトが進むことを大変危惧しています。(2014.11.24)

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