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報告「地域包括ケア推進のための多職種連携勉強会」

6月11日、みどり北をつなぐ会主催の「地域包括ケア推進のための多職種連携勉強会 第1弾」があり、私も第2部のパネリストの一人として、参加しました。

第1部は、「株式会社 あおいけあ」の加藤忠相さんの講演。

腑に落ちました。「そうそう、その通り!」と何度頷いたことか。

「あおいけあ」には、マニュアルはなし。 考えることが仕事。 今、何をすべきか考えて働こう。リーダーは、職員が考えることを考えるのが仕事。 代表は、考えることを考えるのを考えるのが仕事。

「加藤に聞いて いいと言われると思うことはやっていい。」(どこかの組織とは、えらい違い…)

「何かあったらどうするんだ?」 何かあるのが介護の仕事。 明日、もしかしたら次の瞬間、話ができなくなるかもしれない人を相手にしている。リスクを取って、人生は豊かになる。

後悔することは、その人が「死ぬこと」ではなく、「死に目に会えない」こと。人の生活を支え切るのが仕事。効率や経済に縛られて、「時間を潰す労働」になっていないか。

質の高い介護とは? 介護のプロとは? 私らしさとは何によるものなのか?どうあったら自分らしい(その人らしい)か? 次々に繰り出される問いに、考えさせられる。

行動を管理したり、定時に食事やトイレをさせたり、鍵をかけたり…。それは、介護の仕事ではない。

環境や心理状態を良くして、本人が困らないように支援して、自立を促していく。そして、社会参加。お年寄りは社会資源!

お互いに「ありがとう」と言えて、フェアな関係になる。される側、する側の関係は、対等ではない。

「価値観を残す仕事がしたい。」加藤さんの強い意志と覚悟を感じました。

顔合わせの時に伺ったのですが、あおいけあでは、介護のプロになるために、お年寄りの暮らしの質をあげることにつながる研修を積み重ねているそうです。例えば、薬や認知症の診断の仕方について。

その人の生活の質を高めるために、医師に対しても意見が言えるように。学びと覚悟と。

世間では、介護人材の不足が問題になっていますが、あおいけあでは、全く困っていないとのこと。介護が「やりがいのある仕事」になっているからだろうなあ。

学びの多い講演でした!(2017/06/12)

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