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平成29年9月議会の議案

9月議会、キックオフ! 議案説明がありました。

市民の疑問や反対の声が届いているにも関わらず、 公民館の有料化条例が議案として提出されます。有料化に伴い、券売機と防犯カメラ設置のリース料、3,805万円(29年度~35年度分)の補正予算も。 (*さがみ湖リフレッシュセンター、藤野農村環境改善センター、津久井の地域センター、津久井生涯学習センターの改正条例も提案されます。)

公民館の質的充実や職員配置の改善など、前向きな提案が何もないことや減免となる対象は条例が通ってから、規則で決めるというのも、乱暴な話です。

また、公民館と老人福祉センターの複合施設である「津久井文化福祉会館」については、2階部分をすべて老人福祉センターにして無料にし、1階と3階部分を公民館するのだそう。 (2階は和室。1階、3階は和室なし)

老人福祉センターは、市内に3つ。 若竹園、渓松園、そして津久井老人福祉センターです。 利用時間は、2つの施設に合わせて、9時~午後4時にするとのこと(現在は9時~午後9時半)。

高齢者が地域に増えているので、高齢者向けの事業を拡大していくというのですが、中野から離れた地域のお年寄りいわく、「足がなくちゃ行けないよ。」

老人クラブ事業や百歳体操、介護予防教室などの事業を行うそうですが、公民館や地域センターでも行っていること。 老人福祉センターは無料で、公民館や地域センターでは有料?

教育委員会と津久井保健福祉課で決めて、地域住民には、結果だけが知らされたため、不満や心配、いろんな声が寄せられています。 公共施設は、市民の財産。 公共施設を今後、どうしていくのか。地域住民主体で決めていくべきではないでしょうか。

公民館の使用料は、昨年度の説明時からは半額に。しかし、無料だったものを有料にすることは、相模原市の誇るべき公民館の4原則(住民主体の原則、地域主義の原則、教育機関としての原則、貸館の無料公平自由の原則)を覆す、大きな方針転換です。

高齢化が進み、家族のあり方が多様になり、孤立化や児童虐待、格差が広がりつつある中、日常生活圏域での取り組みは、ますます重要になっていきます。扶助費の抑制や地域課題の解決、コミュニティの醸成が求められています。日常生活圏域ごとにある相模原の公民館を、そのためにどう活かすか。そこにこそ力を注ぐべきです。

社会教育委員会議の建議には、「利用者数が減少することや地域住民が公民館を支えようとする意識が低下することがないよう、十分に配慮する必要がある」との特記事項があります。「なるべく安くしたから大丈夫」という話にはなりません。

財政はますます厳しくなっていきます。市民の理解と協力が欠かせません。市民の暮らしを安心なものにしていくため、もっと違う進め方があるのではないでしょうか。

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